世の中「今後はDXだ!」と声高に叫ばれています。
当社も顧客管理・マーケティング・会計・SEO対策その他諸々多種多様のITツールを駆使しています。
業務効率が出来て相当楽になりましたね。
※諸々のDXできるツールのご紹介も出来ますのでいつでもご連絡ください(^^♪
現在は完全ペーパーレスです。
しかし、世の中というのは面白いように二律背反で構成されています。
「一気に上がったものは下がる」「右に振れ過ぎると一気に左へ振れる」「すぐできるものはすぐ忘れる」・・・
DXに関して思う事は「自動化すればするほど頭に何も残らない」と思っています。
これはDXの悪い面ですね。
では、自動化してはいけないのでしょうか?
このスピード社会。さすがにそれはありません(笑)
自動化する仕事としない仕事に分けるべきですね。
例えば、当社では「考える事と資料にまとめる事は別物なので、切り分けて欲しい」と指導しています。
「考えるというクリエイティブな仕事と資料をまとめる作業」は全く別物です。
考える仕事は「移動中」など空き時間に行うほうが効果的です。
「移動中」こそ「差がつく時間」です。
電車の中でゲームしている人と考えている人の差って相当大きいなと思います。
一方はゲーム、一方は考えをまとめて仕事の8割は終わっている。そんな感じでしょう。
そういう「微差の積み重ね」が人生を分けていくのだと思います。
ちなみに、中国、北宋の欧陽脩は、アイデアが出るのは「馬上・枕上・厠上」の「三上」と言いました。
馬上とは、馬に乗っている時の事です。現代なら自動車・電車・バスなどでしょうか。
運転している時にアイデアが降ってくるというのは私もよくあります。
枕上というのはそのままで寝床です。就寝前にアイデアが降ってくる事も多々ありますね。
最後に厠上ですが、これはトイレの事です。何故だかわかりませんがトイレもアイデアが降ってきますね。トイレに書籍を置いているというのはある意味理にかなっています。
話は逸れましたが、考えながらパワポを作るとか無駄の極致です。
仕事が出来ない人は、考えながらPCに向かっています。
考える際に必要なものは「紙とペン」です。
まずは、紙にスケッチをしていくとアイデアがたくさん出ます。
私はA4の裏紙にいろいろ書いていきます。
ある程度出し尽くしたら、ワードやパワポにまとめていきます。
手書きをする時間って脳が活性化しています。
そして、脳がそのプロセス全てを覚えています。
プロセスを覚えると何が良いのか?
それは「再現性を獲得できる」事です。
何でもすぐできる時代だからこそ、手を動かす事が重要です。
自動化も良かれ悪かれですね。手を動かす事で自分のアイデアが広がりますし、結果的に生産性の仕事になります。
そして「再現性のプロセス」を手に入れる事が出来ます。