石原 明先生がいいと言うので、読んでみた。
人生一手の違い―「運」と「努力」と「才能」の関係 (ノン・ポシェット) (1994/02) 米長 邦雄 |
20年前の本なのに、面白いね。
米長さんは凄い!
勝負師とは、人生とは、運とは、才能とは?
特に「いい会社」の見分け方というくだりが素晴らしい。
ある親子が就職相談に来る。
「どこの会社に就職したらいいか?」と人気ベスト100の資料を持ってくる。
米長さんは
「就職というのは50才を超えた時が勝負です。22歳で就職して30年後どうなってるか考えてごらんなさい。この人気企業リストに出ている会社は30年前は名もない会社、あまり人気のない会社だったんですよ」
当時から言うと20年前(つまり40年前)車業界や弱電は人気が無かった。それよりも石炭や造船の方が人気があった。
しかしそこから産業は推移していく。
今ピークの会社・業種に入っても仕方がない。
必ず下降トレンドに入ると。
下りのエレベーターでジャンプしているようなもんだと。
なるほど…
人って「張りぼての安定」が欲しくて今しか見ない。
申し訳ないが、今ユニクロやマクドナルドが調子良くても、30年後はどう?
イイかもしれんが、無いかもしれん。
少なくとも成長余地があまりないのは確かだ。
ぶちまけると、20年前にユニクロを選んだ社員は凄いと思うし、然るべき報酬は受け取れるが、今から選ぼうものなら「お前先を見る目無いね。」と思うわ。
やはり零細の時こそ「ベンチャーエクスタシー」を感じれるのよ。
それが生きている証であり、そこに存在している証である。
米長さん!
こういう生き方や考え方が大事だな~と思わされました。
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