19期第一四半期を終えて

四半期決算エンドライン株式会社

当社の19期第一四半期(2024年2月~4月)が終わりました。

 

2024年創業なので個人事業合わせると20年も経営しているのか。と思うと長いような短いようなよくわからない感覚に襲われます。

 

 

四半期の数字で見ると、売上は前年対比140.48%・粗利益は122.05%上がりました。

あちこちの企業がコロナ融資を返せずに、困窮している中では、そこそこの成績だと思います。

 

 

当社のKPIは5つあります。

①営業利益額

②1名あたり粗利益額

③平均給与

④1社あたり平均粗利益

⑤リピート率(LTV)

 

 

第一四半期は、売上は超えても、営業利益は未達という成績に終わりました。

とは言え、第一四半期は投資が多いので(一年間の投資を第一四半期に行う)、ある程度予定通りではあります。

 

ここで重要なことは、売上ではなく、粗利益と販管費、特に当社の場合は販管費コントロールが重要です。

当社みたいな小さな規模だとガバナンスが効いておらず、思い付きの投資が膨らむ傾向にあります。

 

 

思いつきと軽く書きましたが、経営者は誰しも「チャンスに飛びつく癖」があります。

・今このチャンスを逃したら次は無い!

・とても良い案件が巡ってきた!

・お得な出店条件の話が来た!

等、数えればきりがありません。

 

約20年の経験から言わせてもらうと、往々にして上記のような話は失敗します。

失敗というのは「販管費が膨らむだけで収益を生まない」という事です。

 

利益が出る時は、「自社の勝ちパターンを面白くないくらいに繰り返す事」だと思います。

 

飲食チェーンが分かりやすいのですが、同じ様な立地に同じ様なメニューを提供し展開します。

ワクワク感などありません。むしろ粛々とやるだけです。

 

当社も、勝ちパターンを作って、各事業に投資しています。

店舗チェーン

採用支援

プロスポーツチーム

不動産

と事業ドメインは違いますが、販売商品や販売方法(マーケティング&セールス)はほぼ同じやり方です。

 

スポーツ事業は日本一獲得できると思いますので、会場装飾+ノベルティ・グッズまで展開しています。

採用支援事業も、合説ブース装飾だけでなく、内定式・入社式及び配布するノベルティまで展開しています。

 

 

あとは、最近売れているLEDビジョンですね。これは上半期だけでも引合・受注が増えています。


第二四半期は、販管費コントロールをメインとしつつ、既存リソースで戦います。あとは余計な事をしないとという事ですね。