カンボジアも3日目。
朝から車やバイク・クラクションの音が凄い
騒音にもだいぶ慣れてきました。
本当にバイクが多い国です(HONDA DREAM)
3人乗りは当たり前~
高級車は日本以上に走っています
さて、今日は昨日と打って変わり、カンボジアの悲惨な歴史を
学ぶ日です。
正直カンボジアの歴史は知りませんでした。
ポル・ポトが大量虐殺したいた事くらいしか知りません。
その程度の知識の男ですが、それが変わることに・・・・
朝は「トゥールスレン収容所」から。
この刑務所は2年9ヶ月の間に14,000~20,000人が収容されたと言われ、そのうち生還できたのは8人と言われています。
雰囲気から凄惨なイメージが伝わります。
1970年代(わずか40年前)にポル・ポト政権時代に高学歴・知識人を一斉に皆殺しにしました。
自分にたてつく知識人を殺せば政権は安定する。
おそらくそのように考えたのだと思います。
カンボジア人がカンボジア人を非情に殺戮する。
本当に考えがたい事であります。
看板は収容所から助け出された人たち。
実はこの収容所であまりにも凄惨すぎて写真を撮るの忘れました。
ここからはWikiから写真拝借
(えぐい写真も出るので心臓弱い方は見ないでね)
子供たちはこのように裸で寝かされた。もちろん足も手も鉄の輪で拘束されている
とても狭い独房。実は今でも大量の血痕が至る所に残っている。
そういえば近くで初めて見た。もう何も言えない・・・。
収容所跡には亡くなった方々の写真が・・・。
もう、絶句です。
人が人をこのように殺めることができるのか?
それはもしかしたら誰にでも持っているものなのか?
この時間人生で一番自問自答したかもしれません。
出口では収容所で生き残った方が本を販売していました。
内容で英語でよく分からないけど買う!
このポル・ポトの軍隊は10代~20代前半の若者が多かったそうです。
何も知らない子供たちを洗脳して、知識人を殺す。
そういえば、収容所跡の至る所に「笑顔を見せるな」という看板がありました。
笑顔は出ません・・・
・・・・・
次は「キリングフィールド」
キリングフィールドとは、ポル・ポト政権下のカンボジアで、大量虐殺が行われた刑場跡の俗称。
おそらくKill(殺す)+フィールド(原っぱ)じゃないでしょうか?
ここも凄い・・・。
トゥールスレン収容所では人を殺さずに、このキリングフィールドで殺すのです。
闇夜にトラックで連れてこられます。
「もうすぐ助かるから」など嘘をついて連れてこられたといいます。
このキリングフィールドではあちこちの大きな穴(今はだいぶ埋まっている)
があります。
連れてこられた人々はその前でひざまずかされて、斧なので頭や背中をかち割られそのまま穴に捨てられる。
そんな風に亡くなった方々が眠る場所。
写真の塔は頭蓋骨を積み上げています。
この写真は殺された方の骨が地面に浮き出ています。
私はしっかり見届けました。
約1時間半キリングフィールドを回り思ったこと。
私の悩みなんて大したことない。
わずか数十年前、自由もなくただ殺されるのを待つだけの人生を生きた人々。
それに比べたら「家があり」「ご飯も食べれて」「仕事もある」「仲間もいる」暮らしに何の不自由があろうか?
もっと言うと日本は生命の危機に陥ることすらない。
日本にいると「現状に感謝すること」を忘れ日々高みばかりを目指そうとする。
それもそれでいいが、まずは毎日に感謝できる事が重要じゃなかろうか?と思いました。
さて、時間は正午
プノンペンのイオンモールに行き博多で老舗の「串匠」さんで昼食。
博多での味をそのまま再現!
とても美味しかったです!
※写真撮り忘れた~・・。残念!
お昼すぎて「くっくま孤児院」へ。
TVで見る孤児院は知ってますが
本当はどんな感じなんだろうと恐る恐る行ってみると・・・。
とにかく子供が元気!
そして笑顔が素敵!
この孤児院はジャパンツアーもしているくらい踊りがうまいです★
http://maketheheaven.com/cambodia/jptour/
なんと、目の前で踊りを見せていただきました(*^。^*)
その後はPLAY TIME!
けん玉もうまいんですよ~。
遊びは全敗
くっくま孤児院で学んだことは、「毎日精一杯生きること!」です。
与えられた命で日々楽しく精一杯生きてますか?
夢がありますか?
その後、温泉とマッサージがセットになったようなとこで体を休め
夜はカンボジアナンバー1の「クメール料理MALIS」へ。
とても美味しい!
ここではカンボジアで活躍している日本人3名の方と会食
弁護士・公認会計士・広告会社の社長様でした。
いずれも20~30代(^_^;)
いやはや私も年取っているな・・。
約2時間会食をして、カンボジアの法律や税制、広告事情について教えていただきました
そして夜も深まり、寝る・・・のではなくプノンペンタワーのBarへ
このBar。。実はあの「ハッピーライフ♪ハッピーホーム♪」のタマホームさんが経営しているお店なんです。
タマホームのカンボジア法人社長さんも合流して深夜の飲み会!
びっくりするくらいオシャレ&夜景がいい
盛り上がってます!
いろいろ飲んで確か会計が安かったような・・・。
日本では考えられない金額でいろいろ体験できるカンボジアは最高です!
3日目はカンボジアの歴史・孤児院と美味しい料理&素敵なBarでした。
明日は4日目!
何があるかな?何があるかな?