戦略論で「絞った方がいい!」という定石をよく聞きますが本当でしょうか?
私の答えは「どちらでもない」と思っています。
ある意味当たっていて、ある意味当たっていない。
ターゲットを絞れば売れるのか?
商品を絞れば売れるのか?
本当ですか?
確かにターゲットはある程度絞った方がいいと思います。
が、絞り過ぎるあまりそれ以外のターゲットのニーズに気づかない場合があります。
またターゲット絞り過ぎると、その業界がダメになった時共倒れしますね。
商品は絞った方がいいのか?
商品とは、顧客の悩みを解決するための「ツール」です。
ですので悩みを解決できない商品には意味がありません。
その絞った商品が顧客のニーズ・悩みを解決できないなら絞ることに意味がないと思います。
それで。。。
私が絞った方がいいと思うのは「ニーズ・悩みベース」です。
ターゲットや商品を絞るのは売り手の発想。
ニーズや悩みで絞るのは買い手の発想。
例えば「PCのしすぎで肩こりがヒドい人が楽になりたい」というニーズで括ると
それを解決する商品は…
「サロンパス」「整骨院」「鍼灸院」「疲れないPC画面・マウス」「疲れないイス」「姿勢が良くなる矯正バンド」などなど。
さて、これは商品絞ってますか?
商品は絞っていないですよね。
ただ、顧客のニーズ・悩みに絞り解決する商品を羅列しました。
この商品同時において違和感ありますか?
「整骨院・鍼灸院でサロンパスやマウスを販売。整骨院のWEBサイトで椅子や矯正バンドも買える」
私はこれは「あり」だと思っています。
仕事とは社会の悩みを解決するもの。
エンドラインは「顧客の業績UPの支援」をします。
サイン(屋外広告)は軸にしますが、最近はチラシ・SPツール・ロゴ作成なども増えてきました。
業績UPというニーズで括ると軸がぶれずに様々な商品を販売する事が出来ます。
結果として売り上げがついてくるのです。