遅ればせながら世の中には「儲かる仕事」と「儲からない仕事」があると分かりました。
別に知らなかったわけではないですが、改めて論理的に分かってきたかなと。
企業経営の物差しは「売上高」ではなく、「1名あたりの粗利益額」「1名あたり経常利益」で測らなければいけません。
※銀行は未だに売上の伸び見たりするから古いね。
売上10億 粗利益額3億 社員60名だと1名あたり粗利が500万円
売上5億 粗利益額2.5億 社員10名だと1名あたり粗利が2,500万円
世の中では前者の「売上10億」が持て囃されますが、実際は後者の方が優良企業です。
社員数が多いとかも全く意味がないと思っています。
最近はクラウドソーシングやアウトソースの環境が整っているので、社員がする仕事はそんなに多くはありません。
社員はコアスキルのみに専念させて、あとはアウトソースやクラウドワーカーで問題ありませんね。
社員は固定費なので切れませんが、アウトソースやクラウドワーカーはいつもで終わらせます。
広告も同じような考えですね。いつでも切る事が出来ます。
エンドラインのコアは「マーケティング力」「営業力」「デザイン力」です。
それ以外はうちがやる仕事ではありません。
「製造」「出荷」「その他雑務」
出来れば事務関係は丸ごとアウトソースしたいくらいです。
ちょっと話はずれましたが、「儲かる仕事」と「儲からない仕事」で言うと
私がやっていた「看板工事」は最高に儲からない仕事です。
理由は
低単価なのに人が動き過ぎる。打ち合わせに時間がかかりすぎる。そして何より「工事仕事なのか?」「集客サポートの仕事なのか?」中途半端なんですよ。
職人は前者が出来ない
私達の様な広告会社は後者が出来ない。
新規の看板施工をやめて、売上はガンガン上がっています。
「看板屋」は今のままでは儲からない仕事ですね。
私は看板屋でも儲かる仕組みは知っていますが、次のステップでそれをビジネス化したいと思っています。
業界的にも良くしないといけないとも思っていますから。