今日は「本気の本気の本気でやり切ってきたか?」という話です。
創業して16年経っているので、本気で仕事してきてなかったらとっくに倒産していると思います。
が、表層は本気でも「心の底」いや「魂の底」から本気だったかと言うと騙し騙しやってきたんじゃないかなと感じています。
よく社内外問わず「起業してすぐ何の苦労もなく売上が上がった」と言っていますが、忘れていただけで相当な努力とエネルギーで最初の6か月乗り切りました。
・支払しない会社が長崎にあり毎週日曜日「かもめ」に乗りやタフな回収交渉してたこと
・創業して数か月後に詐欺の雑誌会社に200万円搾取されたこと
・ともに起業した人がぬるくて働かなかったこと
etc・・・
いや、いろんな事あったなと。ここに書けない事ももっともっと。
当時は何とかしたい一心で「飛び込み」「電話営業」をしていました。半年後にはやや生活できるレベルにまで来ました。
そして起業して6か月目のノートにこんな事書いてました。
「私は手を抜き始めている」と。
「手を抜いている」というのは一般社会のサボっているとは違う意味で、安心感から情熱が少し失われていると今は解釈しています。
それから本気ぽくやってきてそれから15年。先ほどの通り騙し騙しやってきたかなと感じます。
失われた15年。そう思っています。
いっそのこと全くやらない方が早く気づけて良かったのかも、、、、と思いました。
人は些細な事から学ぶ事が出来ます。
誰からアドバイスを頂いたわけでもなく、ちょっとした事象から自ら気づく事が「成長」です。
私は「やり切ってきたか?」と問われたら、「もっとやれた」と答えます。
人への依存や目の前の楽しさに流されているとこも気づけました。
また、「○○社長等は凄いけど私は私なりにやっていく」という事も言ってましたが、よく考えるとそれも「突き抜けた努力をしていない自分への言い訳」「本気でやった際に失敗したらの恐怖心」という事も気づきました。
反省blogみたいになっていますが、反省ではなく気づきで、過去の後悔ではなく未来への光です。
あらためて全力フルスロットル!6年間本気でやります。(6年間は期日区切りました)